幻の魚「イトウ」が釣れる北海道の朱鞠内湖!地元民がおすすめルアー3選と釣れるトラウトの種類を解説
KEIさん
朱鞠内湖と書いて「しゅまりないこ」と読みます!

イトウが棲む湖として知られる北海道の朱鞠内湖。条件次第ではメーター超えのイトウが期待できるため、県内はもちろん県外からも多くの釣り人がロマンを求めて訪れます。

しかし、北海道の大自然にある朱鞠内湖とはいえ、イトウはそう簡単に釣れません。しかも、朱鞠内湖で1日通して1匹も釣れないという経験をした方も多いのではないでしょうか。

この記事では、北海道朱鞠内湖の概要やレギュレーション、実績の出ているおすすめルアーを紹介していきます。これから朱鞠内湖を訪れる方はぜひ参考にして、幻の魚イトウとの出会いに繋げてください!

朱鞠内湖についてフィールドの説明

朱鞠内湖の画像_1

朱鞠内湖は北海道旭川市の北部、幌加内町に位置する人造湖です。幻の魚と呼ばれる「イトウ」が釣れることで知られており、毎年全国各地や海外からも多くの釣り人が訪れます。

大小13の島々が複雑に入り組んだ地形が特徴的で、渡船サービスを利用することで、さまざまなポイントでの釣りを楽しむことができます。

朱鞠内湖の画像_2

朱鞠内湖で釣れる魚はこちらの4種類です。

  1. イトウ
  2. アメマス
  3. ヤマメ(サクラマス)
  4. ウグイ
  5. ワカサギ

この中でも、メインターゲットとなるのはイトウ。条件次第ではメーター超えのイトウが釣れることもあり、とてもロマンある魚です。

朱鞠内湖のメインターゲットはイトウ

朱鞠内湖には遊漁期間が定められており、釣りができる期間は5月1日〜12月10日までです。トラウトの活性が高くなる5月〜6月上旬にかけて、釣り人の数も多くなってきます。

北海道の朱鞠内湖フィールドアクセス

朱鞠内湖へは、最寄である「士別剣淵IC」から車で約40分程度。

士別市温根別町市街地を通り、国道275線をしばらく道なりに進むと朱鞠内湖の看板が見えてきます。看板の標識に従って道道528号線を進むと、約8分ほどで朱鞠内湖に到着です。

士別市を抜けるとコンビニなどは一切なくなるため、事前に寄ってから向かうと良いでしょう。

朱鞠内湖フィールドのルール・レギュレーション

朱鞠内湖では、イトウ保護を目的としたレギュレーションがあります。それらのレギュレーションを表にまとめたので、1つずつ見ていきましょう。

遊漁期間 5月1日〜12月10日(湖面状況によって変化する場合あり)
遊漁時間 日の出から日の入りまで
遊漁料 大人1日1,100円(中学生以下は半額)

現場での販売は現場徴収料金600円を加算

1ヶ月券は4,500円

使用する針 シングル&バーブレスフックのみ使用可能

ハリは2本以内

ダブル&トレブルフックは使用不可

採捕に関する規制 イトウはキャッチ&リリース

1月10日から4月10日までの期間は期間中1匹のキープは可能

全面禁漁の河川 ブトカマベツ川、泥川、蔭の沢川は全面禁漁
使用する船に関する規制 12V以外の電動船外機は使用不可(エンジン使用禁止)
ボートを使用する場合 ボートを利用する場合は、沖釣り届書に記入すること

北海道の地で永続的にイトウ釣りを楽しむため、朱鞠内湖で釣りをする際は決められたルール・レギュレーションは必ず厳守しましょう。

 フィールドを訪れるなら公式ページは要確認!
【公式ページ】朱鞠内湖の詳しい情報はこちら!




朱鞠内湖でイトウを釣るためのおすすめルアー3選!

北海道の朱鞠内湖で釣れたイトウの画像_おすすめルアー

朱鞠内湖のメインターゲットであるイトウ。北海道でも近年釣り人が増えたことで、イトウはもちろん魚に掛かるプレッシャーも大きくなってきました。そのため、1日を通して1匹も釣れないというケースは珍しくありません。

ここでは、朱鞠内湖でもイトウの釣果が出ているおすすめルアーを3つ紹介していきます。

ラパラCDJ

イトウ用の定番ルアーと言われた「ラパラCDJ」。見た目からもわかるように、クネクネと動くアクションが特徴的です。

実際に多くの釣り人がラパラCDJを使用して釣果を出しており、イトウ釣りには欠かせないルアーだと言えるでしょう。

イトウ対策ルアーで迷ったら、まずはこのラパラCDJを選ぶことをおすすめします。

タックルハウス ツインクルスプーン8.5g

ノンストップアクションが特徴的な、タックルハウスのツインクルスプーン。朱鞠内湖で初めてイトウを釣った時に使用していたルアーだったため、おすすめルアーに選びました。

実際にこのルアーを使用して、3度ほどイトウがヒットしています。

リトリーブスピード問わず、常にアクションをし続けてくれるツインクルスプーンは、朱鞠内湖のさまざまなポイントで活躍してくれるでしょう。

ノーザンライツ マスケグ

北海道発のルアーメーカ、Northen Lightsが手がける「マスケグ」。InstagramなどのSNSで、毎年多くの方がイトウの釣果を報告している実績のあるルアーです。

スプーンの重さは12.8g〜28gと幅広く、フィールドの状況や狙いたいレンジに合わせて調整でき、湖や海、本流などで活躍します。また、カラーバリエーションも豊富なため、自分好みのお気に入りカラーがすぐ見つかるでしょう。

朱鞠内湖でイトウを釣るなら季節選びを重要視する

北海道の朱鞠内湖で釣れたイトウの画像

朱鞠内湖でイトウを釣るなら、解禁直後の5月1日から6月上旬頃までがおすすめです。その時期はちょうどワカサギやウグイの産卵期と重なり、それらの魚を狙ったイトウが岸際のブレイクを回遊します。

また、朱鞠内湖は水温が上昇しやすく、北海道でも6月中旬に近づくにつれ水温は20度以上を超えてくる場合もあるのです。トラウトが活性化する水温は8〜16度と言われているため、水温が高くなる6月下旬頃は全く生命反応がないこともあります。

しかしながら、ポイントによっては水温が平均温度よりも低いこともあるため、一概に期待できないとは言えないでしょう。

例えばインレット付近などの水温が平均よりも低いポイントを、渡船を利用して探っていくと、思わぬ1尾に出会えるかもしれません。

朱鞠内湖でのルアー選択は、先ほどおすすめしたルアー3選に合わせて、バリエーションを広く持たせることをおすすめします。

理由としては朱鞠内湖は濁りやすく、状況次第では釣りにならない場合も想定されることがあげられます。濁り時はアピール力があるルアーを選択し、早めのリトリーブスピードでリアクションバイトを誘っていきましょう。

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