初心者には初夏時期のルアー選びはとても難しい
バス釣り初心者からすれば初夏時期のルアー選びは難しい。
梅雨の季節はジメジメとして雨がパラつき魚の活性も非常に高く、釣り人が雨さえ我慢すればとても釣れやすい季節です。初心者から中級者・ベテランまで様々なルアーでブラックバスを釣る事ができます。
ですが、梅雨の時期が終わり時を迎えてジメジメとした梅雨の合間に夏場の日差しが差し込み始めます。これまでは梅雨という雨がパラついてブラックバスの活性も高く、どんなルアーでも釣れていたのに強い日差しと気温・水温の上昇に伴い急激にブラックバスからの反応が悪くなってしまいます。
中級者からベテランの方であればこの状況を何度も経験していますが、初心者からすれば今まであれだけ釣れていたに・・・何をやっても急に釣れなくなってしまったと感じてしまいます。
ブラックバス釣りに限らず初心者から中級者にレベルアップするには、この季節の変化に対応しなければなりません。季節の変化によって少しづつ使用するルアーを変えてできるだけ魚を釣りづける事が必要になってきます。
とは言いつつも、初心者でも季節の変わり目関係無くブラックバスを釣りに来たのだから坊主は嫌だと言うのが本音でしょう。そこで今回は初心者でも季節の変わり目にこそ良く釣れるルアーを3つセレクトしたのでその使い方・釣り方をご紹介して行きますよ!
オススメ1.メタルバイブレーション
バス釣り初心者の方に最初にオススメするルアーはこのメタルバイブレーションです。本来なら冬場に使うルアーで有名でこの時期は釣具屋さんに行っても棚の隅にひっそり置かれているだけです。
ですが、このコンパクトなサイズ感は暑さで食欲を失ったバスからすれば、ひと口サイズで食べごろの魚を演出できます。釣り人からすれば良く飛び、巻けば動き、ロッド操作すればリフト&フォールで縦の釣りも展開する事ができるので冬場のみならず初夏・夏のシーズンもブラックバスを釣るのにとても有効なんです。
オススメの使い方はリフト&フォール
メタルバイブ特有の使い方としてリフト&フォールでのキレのある縦の釣りがオススメです。いきなりバス釣り初心者の方にテクニック的な事を紹介していますが、特に難しいことはなくロッドをしゃくってルアー自体を上げたり下げたりしているだけです。
感覚としては2秒持ち上げて2秒落とすをひたすら繰り返す感じです。冬場のリフト&フォールと比べると動きは雑で良いので冬場に向けての練習にもなります。
なぜ、夏場のメタルバイブレーションでリフト&フォールをする縦の釣りが有効なのかと言うと、初夏の気温で水温が急激に上がってしまった為にブラックバスがバテている状態が発生します。これまで浅いエリアで餌を食べていた手前、急激に深い所には戻らずにある程度深い所で休憩している状況です。
そこで、クランクベイトなどではブラックバスが休憩しているポイントにルアーを通せいないのでメタルバイブを使った縦の釣りで誘っていると言う流れです。この縦の釣りですが護岸地帯の足元で休憩しているブラックバスにはすごく効果的ですので足元をチェックする感じで試してみてくださいね。
オススメ2.プロップベイト
初夏の時期にブラックバスを釣る為に初心者の方にオススメしたい2つ目のルアーはプロップベイト。こちらは普段から釣具屋に置いてありますが余り目立つルアーではありません。
ですが、ルアー自体が持っているポテンシャルは非常に高いんです。釣具屋さんには必ずと言っていいほど入荷されていて品切れになる事も滅多に無い、お値段も高く無くてお財布に優しい。
オススメの使い方は中層ただ巻き!
使い方も非常に簡単で投げて巻くだけです。中層で巻いてるだけで小物から大物まで様々なサイズのブラックバスが釣れます。実はブラックバス釣り初心者の方がよくハマってしまうパターンで、みんなが使って無いようなルアーは使わないパターンに捕まっている場合があります。
そんな、ますますブラックバスが釣れなくなる泥沼パターンから救い出してくれるのがこのプロップベイトの様な誰も教えてくれないけど実はすごくルアー達です。この辺のルアーを実際に使ってみる事で少しづつ周りが使ってないルアーを使うことにも慣れていきましょう。
梅雨時期の気候を引きずっている初夏の午前中は表層系ルアーにとても良い反応を示しますが、日差しが強くなり午後のタイミングに入っていくに釣れてどんどん釣れづらくなっていきます。
ブラックバス釣りの初心者から中級者・ベテランになってくると初夏の午前中はみんなトップウォータなどのルアーを使って魚を探します。違いが現れるのはこの日差しが強くなり気温が高くなってきたタイミングでのルアーチョイスがその経験と実績により大きく変わってきます。
初心者の方にありがちなのが表層のトップウォータが釣れなくなった後にいきなり深い所にワームを投げ込んでしまう事です。初夏の時期は急に深い所に魚は落ちづらいのでプロップベイトの様な中層をチェックできるルアーをチョイスすれば、表層から中層に落ちた魚を釣ることができますよ!
オススメ3.シャッド
こちらのシャッドもブラックバス釣りでは冬場や春先に使われるイメージが強いと思います。クランクベイトとより小さく動き、テクニカルな誘い方ができます。
そんなシャッドも実はこの初夏の季節や各季節・時期の変わり目に使用すると意外な事に大きな釣果を上げてくれます。しかも、その使い方は初心者の方にとても優しくて「投げて速めに巻くだけ」この使い方を徹底すれば数釣りを楽しむ事ができます。
オススメの使い方は高速早巻き!
シャッドで狙うブラックバスは朝イチのトップウォーターには興味は示さないが小魚を必死に追いかけているそんな個体を狙っていきます。障害物に絡めてキャストして着水後は速めに巻いて回収します。
水中を高速で移動するシャッドは、ブラックバスに追いかけられて必死に逃げ惑う小魚そのものとなるのでトップウォーターに反応を示さない個体には良く効きます。
さらに、日差しが強くなり気温が上がりきった午後のタイミングでも中層に点在するブラックバスの個体は餌を食べれる状況なので、シャッドを使ってやる気のある個体を探せるのも大きなポイントでしょう。
シャッドのキャスト後の早巻きは季節の変わり目のブラックバスに良く効きますが、初心者の方に良くあるのが「こんな、早い速度で巻いてバスが食えるのか?」っという疑問から余り早く巻くことを遠慮してしまう事です。
そこで、思い出して欲しいのがブラックバスをリリースした時の逃げ足の速さです。外敵から逃げる時と餌を追いかける時は釣り人が想像する以上の速度で水中を泳いでいます。逆に遠慮した速度でシャッドを使うと釣れなくなるのでブラックバス釣り初心者の方は特に注意が必要です。
シャッドの早巻きで注意してもらいのが足元でのバイトの多さです。高速で巻いているシャッドにバスが距離を縮められずにルアーが足元に来て速度が緩んだ時に、ブラックバスが泳ぐ速度を落とせずに激突してくる時が良くあります。足元まで気を抜かずにしっかり巻き切る事で対応しましょう。
3つのルアーで初夏は攻略できる!
ブラックバス釣り初心者の方が釣り方に困る初夏時期のオススメルアーを3つご紹介しました。
今回ご紹介した3つのルアーは初夏時期の季節に限らず、他の季節と時期の変わり目に対応することができます。初夏時期と比べてアクティブに使うことが出来ませんが、この時期に練習しておけばきっと冬や秋のブラックバス釣りの季節の移り変わり目に釣果を残すことが出来るでしょう。
紹介した3つのルアーについては基本的にどれも、釣具屋さんやネットでも買える物なので手軽に入手することができます。初心者の方によくある釣具屋で人気のルアーしか使わないと言った事がよくあると思いますが少しづつで良いので、みんな教えてくれないけど実は釣れるルアーを1つ1つ見つけてレベルアップしていきましょう!
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