【レビュー】ハートランド 疾風七弐 TYPE-W

今回はハートランド疾風七弐をレビュー・インプレをお届け!ハートランドと言えば、村上晴彦氏とダイワチームが持つ技術力を集めて作られる特別なロッドで有名です。

高い技術力を使って作られるロッドなのに、釣果第一主義ではなくロッドを持つアングラーの感性に訴えてくる部分に趣を置かれているハートランドシリーズ。はなびっちも手に取って味わってみましたよ!

ハートランド 疾風七弐 TYPE-W

ハートランドから発売されている疾風シリーズ中の1本です。疾風シリーズはハートランドのベイトロッドが好きな方がであればお世話になっている方も多いのでは無いでしょうか?

2017年現在ではハートランド20周年と言う節目を記念して疾風シリーズにダイワが持つ技術を注ぎ込んだ疾風七四MH AGSが発売されました。

ちなみに疾風七弐が発売されたのは2012年とかれこれ5年前のモデルとなっています。5年前のモデルなのに中古釣具店やヤフオクなどで取引されている金額は現行販売されている最新モデルの釣具と値段は、そんなに変わらない事が多いです。

しかし、その現行販売されている最新モデルと価格が変わらなくても買い手がつくと言うことはそれなりの人気・需要がまだあると言うこと・・・。きっと最新モデルでは味合うことのできない魅力をきっと持っていると言うことでしょう。

今回は疾風七弐とTYPE-Wの方をレビュー・インプレしてきますよ!

驚きの飛距離と安定感!

疾風七弐はロッド自体の長さが7.2フィートと結構長めのロッドとなっています。現在のバスシーンでは7.2フィートと言うロッドの長さは決して驚く長さではなく、ダイワスティーズシリーズのファイアウルフと大差ない長さです。

ですが疾風七弐が発売されたのは2012年で、ロングロッドがまだそんなに多くなかった時だったので発売当時は驚きの長さだったでしょう。7.2フィートと言う長さを持つ疾風七弐ですがロッドが長いのでルアーの飛距離は他のロッドを圧倒します。

さらにキャスト時のルアーも疾風七弐の長さとロッドの程よい硬さである程度重いルアーでも安定しているのでさらに飛距離を伸ばせます。ですが、長いだけのロッドでは飛距離は稼ぐ事はできてもキャスト時のルアーの姿勢が安定せずに途中で失速するかバックラッシュを起こします。

しかし、こちらの疾風七弐ではそのルアーの姿勢がよく安定している事を感じる事ができます。ぜひ、重たいスピナーベイト・バズベイト・スイムベイトなどをキャストしてもらいです

長いグリップも遠投に一役

疾風七弐はロッドも長いですがそれと一緒にグリップも長いです。しかし、ただ長いだけではなく後半になればなるほど細くなっておりとても見映えの良い形状になっています。

ダイワのブラックレーベルのグリップもこれに近い形状をしていますね。グリップエンドをシャープにすればロッド自体のバランスが安定する形でしょう。

実際に握ってもらうとわかると思いますがとても握りやすく・キャストもやりやすいです。あとキャスト以上に見た目がカッコ良いのがたまりませんね・・・。

バスを弾かず感度が良い不思議な硬さ

疾風七弐を使用してバス釣りをしているとバスを全く弾きません。春先の食いの浅いバスや秋口のすごく元気なバスに対してもしっかりバスのバイトを乗せる事ができる不思議な硬さです。

ルアーは種類を選ばずに「スピナーベイト」・「クランクベイト」・「バイブレーション」・「ミノー」・「スイムベイト」・「ビックベイト」をはじめとして「ベビキャロ」・「テキサスリグ」など比重が重いものを中心に疾風七弐1本でなんでもこなす事ができ、さらにバスのバイトを逃しません。

ヘビキャロやテキサスリグなどヘビー級の比重に設定したワームリグの場合でも、感度も良いのでワーミングで広大なフィールドを攻める場合でも全く問題ないでしょう。

逆に比重の軽いルアーなどを投げる場合はロッド自体がある程度硬いので逆にキャストしづらい状況になるのでここは別の竿の任せてしまいましょう。

バスとの粘りのあるファイトが可能

疾風七弐でバスをかけた場合はバスとの粘りのあるファイトが可能です。長くてある程度硬いロッドですが、ただ硬いだけではなく程よく硬いだけなのでバスが掛かるとロッドが綺麗に曲がります。

ここが疾風七弐の1番の良い点でしょう。ただ硬いロッドではルアーにバスがかかっていても身切れを起こしたりバスが掛かる前に、そもそもバスを弾いた入りと飛距離とのトレードオフでバランスを取っています。ですが、疾風七弐の方ではそのトレードオフをできるだけ無くして飛距離とバスの乗りをしっかり考えて作られているようです。

40UPぐらいのバスがかかると綺麗にロッドが曲がり粘りのファイトができるので、非常に面白くそれと同時にロッドが粘るのでバスが暴れてもバレません。これはハートランドがシリーズが持つ良いところを引き継いでいる感じですね。

ちなみにはなびっちの疾風七弐を使用する場合は3/8を超えるルアーがメインになっています。ラインは14ポンドが飛距離的にもいちばんしっくりきていますね。1oz程度のものをメインにするなら16ポンドまで引っ張りあげても良いでしょう。





疾風七弐は重量感だけがゆういつの弱点か!

疾風七弐をレビューしていきました。レビューしていく中でお高いロッドだけあってこれといって弱点は見つかりませんでしたが、発売された当時の技術力でも重量感があるロッドに仕上がっています。

キャスト数が増える釣りを行う場合はどうしても、疲労感があるのは仕方ないでしょう。逆に軽量よりのも重量があるほうが安心するアングラーもいるのでデメリットとなるかどうかは、使い手次第ですね。

ただ、やはりロングロッドなので携帯性に優れなかったり持ち運びなどがネックだったりしますが、それをデメリットと思わせないほどのポテンシャルをロッド自体が持っているので進んで使いたくなるロッドであることは間違いありません。

普段、お家に飾っていても様になるデザインなので疾風七弐を見ていると釣りに行きたくなりますね。入手方法がヤフオクや中古釣具店などに限られてしまいますが購入に迷っている方は手に入れても損はしないロッドと思いますのでぜひ試して見てくださいね。

ハートランド沼があなたを待っている・・・( ˘ω˘ )

疾風七弐に合わせるリールはこれ!

ハートランド疾風七弐に合わせるリールですが、ダイワのスティーズAがおすすめです。ハートランド疾風七弐のロッド性能上は幅広いルアーに対応することができるので、リールも性能に合わせてあげるとタックルバランスが整うでしょう。特にスピナーベイトやクランクベイトなどの巻物系にはぴったりハマります。

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